まず、
私的評価は
☆5つ中、2つ半くらいか。
これに7000円払うなら劇団四季見にいきたかったよ…と、思いたくなるような感じ(´・ω・`)
理由として、まずお話の内容が私に合わない。
これに限ります(´・ω・`)
私は
ハッピーエンドが好きなんだ(´・ω・`)
幸せになってほっこりした気分で帰り路につき、そのまま
布団の中で反芻してにっこりしながら眠れるような、そんな物語を期待していたのに。
もっと
陽気な、
楽しくなるようなものを想像していただけに、ちょっと
その差に落胆しまくりでした。
音楽劇と打ってはいましたが、100分の上演の中で歌った歌は4曲。
どちらかというと
挿入歌という感じでしたねえ…これは普通なんだろうか? もっと歌が出てくると思ったんですけど…少なく感じました。
音楽劇って、ミュージカルみたいなの想像してたんだけど違うのかなあ(´・ω・`)…
と、思って調べてみたら
境目はわりかし曖昧みたいですね。
台詞の代わりに歌を歌って、芝居の代わりに踊るのが"ミュージカル"で
、歌とか踊りが演出に多少含まれるものを"音楽劇"とするのが一般的っぽい。
ふむ。それならこんなもんなのでしょうか(´・ω・`)どちらにしても
難しい境目みたいです。
で、パンフレット見て驚いたのがもう一つ。
脚本書きあげたのが3月で、
舞台稽古が8月半ば頃からって、
そんな短期間で大丈夫かと。
多分全体練習が8月半ばからだっただけで、読み合わせみたいなことはもっと前からやってたんでしょうけどw
でも流石ですね。
役者さん達はぴったりと役にはまってる感じでした。
とりあえずあらすじをば。
【公式にあるあらすじ】
ひと組のカップルの軌跡、出逢いと別れを、
過去と現在、現実と非現実の世界を織り交ぜながら、深く描き出します。
時代を超えた恋愛の普遍性をテーマに、
生きること、愛すること、信じることの大切さを問いかける一途な愛の物語です。
私はこのあらすじから、とても
ロマンチックな話なんだろうと想像していました。
愛あふれるバラードのような歌や、
切ない想いをふんだんに盛り込んだメロディーなんかが流れるのかと。
堂珍さんにバラード歌わせたら個人的に最強だと思ってるし…。きっと
セレナーデみたいな曲を歌うんだろうなと思ってました。
実際はそうでもなかったですけど(´・ω・`)…w
ちなみに
過去織り交ぜるって、
二人の出会いをもう一度再現しようってシーンはありましたが、
それ以外別にどこにも過去は織り交ざっていなかった。
(-ω-;)ウーン
意地悪言ってるかしら…
揚げ足取りかな?w
でも、このあらすじは取る人にとっては、
完璧に詐欺だと思うんですけど…w
別れ=死 だなんて想像していませんでしたからね(´・ω・`)てっきり、主人公と恋人が成長して、互いのために別れるとかそんなことだと想像していた
私が甘かった…乙、自分…w
【演劇簡略ネタバレ】
一組の男女のカップルが織り成す壮絶な物語。
夫婦になっていたと思っていた妻は、実は妄想の産物だった。
彼女は既に、一年前に不慮の事故で亡くなっていた。
起きているようで夢を見ているような世界の中で、主人公海江田ユウジは段々と事実を思い出して行く。
悪夢から醒めながら、彼はその辛い事実を受け止められることが出来るのか。
彼女は自分が作り出した妄想で、自分が言ってほしい言葉しか言わないのではないかと悩む末に彼は段々と衰弱していく。
ようやく彼女の元へと逝ける。そう呟く彼に、妄想の中の彼女は告げた。
「貴方は私の元に来るのは不可能。なぜなら今階段を昇る音が聞こえる、貴方は間一髪助かるの」
輝かしい未来へと行くのよ!
そうして、抱き合う二人の元に友人らが駆け付け、硝子が割れるような音と共に閉幕。
・・・・・・・・・・・・え?(´・ω・`)
終わった後の私の率直な感想はこれに限ります。
いや、わかりますよ? 死に掛けた男が夢の中?で恋人と抱き合い、本体はきっと倒れたままで、それを友人らが救うんだろうなというのは、
なんとなくわかりました。
が、何この、
強制終了かかったような感覚(´・ω・`)唐突に終わった感じが…w
パンフレットを見ると、脚本家は
絶望を乗り越えて希望を見つけようとする人間の強さを描きたかったらしい。
が、私にはどう見ても、
最後まで主人公は事実に絶望して死に急いでいるようにしかみえなんだ。
最終的に助かったとして、
彼は失意にのまれたままなんじゃないの?としか思えない。
希望はどこに(;´д`)
だって、彼女は死んでいる(´・ω・`)
妄想だものと悲しみに暮れるしかないんじゃないのかしら…
しかも途中途中
「役欲しさにお前はどこそこの男と寝ただろう」とか、
「貴方があの女の家に泊るのを見ていたのよ」とか。
一途?(;´д`)
事実なのか知らんけど、
そんなこと思わせる雰囲気があったってこと?
一途?(;´д`)
えっ、
一途ってどういう意味だ?(;´д`)
確かに
男と女の想いは一途っちゃ一途だが、
なんでこんなドロドロ?(;´д`)
もうちょっともめたら昼ドラいけるような展開ですよこれw
私の見方が間違っていたのかはわかりませんが、
私にはそういう風にしか取れなかったよ.。:*゚・(ノД`)・゚+:。.
国語力には自信がありましたが、
一気に自信なくしました(´・ω・`)私って空気読めない子だったのだろうか。
私には作風が合わなかった。
その一言に尽きるのかもしれません(´・ω・`)
流石にこの主人公、
舞台初めてな堂珍さんには荷が重すぎたんじゃなかろうか(´・ω・`)難しそうな役でしたね。
男の人二人組が、
コミカルで良い味だしてました。
古川雄大さんと、村井良大さんです。個人的に
渋くて好きだったのが、松田賢二さんでした!
で、後々パンフを見たら、この二人の役柄は主人公と恋人の同僚じゃなかったんですね(;´д`)
天使と悪魔だったのか…wwwww
この二人の駆け引き? らしきものがとても笑えました。涙流して笑ってましたね…w
双方男の人の役だと理解した上でお読みください。
ちなみに、うろ覚えなので、書くセリフもこんな感じだった程度でお読みください。
どっちが天使でどっちが悪魔のセリフだったかすら覚えてない…w
【笑えた箇所①】
ロミオ、どうして貴方はロミオなの!
おおジュリエット、泣かないでおくれ。
貴方が名前を捨てるなら、私もキュピレット家の名前を捨てるわ!
だから貴方もモンタギューを………モンタギューって何? 牛? 神戸牛?
【笑えた箇所②】
ジュリエット! 君はなんて美しいんだ、ヒゲの濃いジュリエット!!
ヒゲが濃くても私のことを好きだといってくれる方はたくさんいるのよ!!
他にもありましたが、とりあえずこんな感じです。
雰囲気掴めたでしょうか?w
ヒゲの濃いジュリエットwwww
マビノギを思い出して噴いてしまいました
(マビノギのメインストーリーみたいなものには、ロミジュリのクエストがあるんです…w)
キュピレットがどうしてもキャビネットにしか聞こえなくて、そこからニヤニヤ笑ってましたけど…w
それから、
主人公の動きを皆が真似する箇所があるんですけど、最終的にケミの歌でもある
Keep Your Loveの振付が!!!
これには思わず会場から思わぬ
「オオオ」という声と、
大拍手!
この会場にはケミファンしかいないのかと思わず笑いましたw
またライブ行きたくなりました。
寧ろそのまま歌い始めてほs(ry
以上、感想でした(´・ω・`)
しかし最後のエンドロールはなんだったんだ…
両手を広げる堂珍氏。
恐らく、ライブの時みたいに皆で手をつないで
「ありがとうございましたー!」
を、やりたかったんだと思うの。
なのに…
誰も手をつながないってどういうこと。
いや、しょうがないとは思うんだ。
彼は天然だしわかりにくい面も多分にあるし。
ツィッター見てても
大丈夫なのかこの人はと思う時もあるし。
フォローする要さんの偉大さがちょっとだけわかりました(_≧Д≦)ノ彡☆ばんばん
そして、行き場のない手、心なしか堂珍さんの顔も
「(´・ω・`)」こんな風に見えたのは気のせいだったのかしら。
切ない気持に拍車がかかりました.。:*゚・(ノД`)・゚+:。.
堂珍さあああん.。:*゚・(ノД`)・゚+:。.
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てかもうこれはプロヂューサーに問題ありだよねぇ><